あなたは大丈夫? 大腸がんチェック 大腸がんは、大腸の壁の一番内側にある粘膜から発生し、大きくなります。その後、転移する可能性があります。早期の段階ではほとんど症状はありませんが、進行するにつれて体調の変化が現れます。(腫瘍ができた部位や大きさにより症状は異なります。) Check1 下血がある 便に血が混ざる(血便) 下痢と便秘を繰り返している 便が細くなった 残便感がある 貧血が起きる 腹痛が起きる 腹部にしこりがある 腸閉塞のような症状(お腹が張っている、吐き気・嘔吐、体重減少)がある Check2 生活習慣をチェックしてみましょう! 大腸がんは、他のがんと同様に、環境要因(生活習慣)との関連性が指摘されています。国立がん研究センターの調査では、食生活の面では、赤肉=牛・豚などをたくさん食べることで大腸がんのリスクが高まるという結果が出ています。飲酒は、1日23g以上(ビール大瓶1本:633ml、日本酒1合:180ml、焼酎25度:120ml、ワイングラス2杯:200ml、ウイスキーダブル1杯:60ml)でリスクが高まるとされています。その他、肥満、喫煙も危険要因と考えられています。大腸がんだけでなく生活習慣病予防のために、バランスのよい食事と適度な運動を心がけるとともに、飲み過ぎには注意し、禁煙にも努めるとよいでしょう。 肉類( 赤肉やハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉)をよく食べる 食生活が偏っている(野菜や果物をあまり食べない) お酒をよく飲む 運動をほとんどしない 肥満体形である Check3 便潜血検査では、検査当日に病変部位から出血がなかった場合は大腸がんにかかっていても陽性反応がでないというリスクがあります。 また大腸がんは、遺伝的要素も大きいといわれています。 大腸がんの罹患数の増える40歳以降は、男女共に一年に一度は大腸がん検診を受診することが望ましいとされています。 家族や近親者に大腸がんを患った人がいる 一年以上、大腸検査を受けていない 便潜血検査以外の大腸検査を受けたことがない 大腸内視鏡検査を受けたものの、何らかの理由で全大腸内が観察できていない 40歳以上である 大腸に腫瘍性ポリープがあり経過観察中である チェックする これらの項目で気になる点がある場合は、大腸検査を受診するか、 かかりつけの医師や専門の医師に相談しましょう。 PDFで保存する 小腸の主な病気と症状 大腸がんチェック 大腸の主な病気と症状