その他(カプセル内視鏡Q&A)
パテンシーカプセルが腸管内で留まった場合はどうなりますか?
担当医師が腹部レントゲンなどで、パテンシーカプセルが体内に残っているかどうか確認します。パテンシーカプセルは排出されなくても、通常は100〜200時間以内に崩壊します。※個人差があります。しかし、まれに消化管内部で留まり、腸閉塞を起こす可能性があります。腹痛、悪心・嘔吐、腹部膨満感、排便停止などの兆候、および症状がありましたら、担当医師にお伝え下さい。
(また、嚥下後、30時間以内に、自然排出されない場合でも、パテンシーカプセルのボディが原形を留めたまま、大腸内に到達していればカプセル内視鏡検査を受けられる場合もあります。詳しくはこちら)
(また、嚥下後、30時間以内に、自然排出されない場合でも、パテンシーカプセルのボディが原形を留めたまま、大腸内に到達していればカプセル内視鏡検査を受けられる場合もあります。詳しくはこちら)
パテンシーカプセルは必ず回収しなければいけませんか?
パテンシーカプセルは回収して担当医師に提出しなければなりません。回収して提出しなければ、カプセル内視鏡検査を受けられない場合があります。消化管開通性の評価は、パテンシーカプセルのボディの状態によって、判断されます。消化管開通性評価についてはこちらを参照ください。
回収時や検査施設まで持参する際に、取り扱いには注意して下さい。回収方法についてはこちらを参照ください
回収時や検査施設まで持参する際に、取り扱いには注意して下さい。回収方法についてはこちらを参照ください
大腸カプセル内視鏡で、食道、胃、小腸の病気を診断することはできますか?
大腸カプセル内視鏡は、大腸疾患専用の診断機器としてつくられています。そのため、大腸カプセル内視鏡検査では、大腸疾患のみの診断を医師が行います。
大腸カプセル内視鏡検査でも、検査前に下剤を飲まなければいけないと聞いたのですが?
大腸粘膜を撮影してその画像をもとに医師が診断を行うため、大腸内視鏡と同様に下剤を飲んで大腸をきれいにしておく必要があります(さらに、カプセル内視鏡を飲み込んだ後も、カプセル内視鏡の排出を促すために、追加の下剤を飲んでいただく必要があります)。