虚血性大腸炎(大腸の主な病気と症状)
虚血性大腸炎とは、大腸への血液の循環が悪くなり、必要な酸素や栄養分が供給されなくなるために、大腸粘膜が虚血となり炎症や潰瘍を生じる疾患です。症状として突然の腹痛、下血がみられます。もともと血管に動脈硬化があるところに便秘などが誘因となって発症するといわれており、高齢者に多いのですが、便秘のひどい若い女性にも時にみられます。
大腸の主な病気
「大腸の主な病気」は、法研(2010)「六訂版 家庭医学大全科」より著作権者の許諾を得て一部改変して転載しています。